稲葉浩志さんの歌詞の噂

稲葉浩志さんの歌詞の行方を見守るスレをまとめてます

B’z 稲葉浩志さんが一番大事にしてたこととは?

「稲葉さんが一番大事にしてたこととは?」

「一貫して伝えてきたこととは?」

 

ソロ2ndアルバム『志庵』発売後の2002年10月20日NHK稲葉浩志 ソロ・ワークス02 ~B'zから離れ一人になる時~」が放映されました。そのインタビューにて重要な発言があります。

Q : 今 一番大切な言葉は?

稲葉氏:(かなり考えたあと、、、、)正直な事、自分にね。

 

自分に正直に。志庵』の作品には沢山の正直な想いが込められていました。

「言ってしまおうあなたが欲しい」の『Touch』

1stシングル『遠くまで』より前に作っていた『Overture』には「そしてそこに待ってるのは 君であってほしい」
あなたを呼ぶ声は風にさらわれて
Here I am!!
燃え盛る炎を飛び越えて ここまでおいでよ『炎』

アルバム制作において最初にできた曲『とどきますように

 

その後も2008年『グローリーデイズ』では「ファンの皆さんに向けてというよりわりと二人の話みたいな感じ。一緒に居られた時のその輝かしい時間というか、 そういうのをテーマに。それが 今の自分を作ってくれているよというテーマ。」

2009年にはナローゲートキャンペーンが始まります。

※詳しくは、B'z稲葉浩志噂の疑問チャンネル様

ある時期の稲葉さん周りの「ナローゲート」という文字について - B'z 稲葉浩志噂の疑問チャンネル

にわかりやすく記載してくださっているのでご覧ください

2010年『Hadou』では「目の前ではなく遠くにいる人、自分の思う人と波動でつながっている」がテーマ。

2011年6月『Don't Wanna Lie』は
「”人生において大切な瞬間に、自分にウソをつかないでいようという意志”を歌ったという、前進するパワーがじわり込み上げてくるミディアムナンバー」。

 

『Don't Wanna Lie』(2011.6.11)

 

人間(ひと)にはそれぞれさまざま ゆずれぬものがあり
それを守りぬくためなら 戦うのが本能

 

僕ときたらごまかしつづけ もう何年たつだろう

 

Don't wanna lie Don't wanna lie 生きてると 感じていたい
I wanna try I wanna try この心に ムチ打ってみよう
明日を変えるモーメント それが今かもね

 

何を犠牲にできるのか 決められもせずに
どれほどの知恵と勇気が 僕にはあるのか

 

伝えなくてはいけないことを 忘れてはいないよ

 

Don't wanna die Don't wanna die ムチャなこと するわけじゃない
I wanna try I wanna try YESと叫ぶ たとえばそんなこと
扉を開くモーメント それが今かもね

 

ややこしいのは 世の中じゃなくて この頭ん中

 

失うまで 気づかない それこそが 得がたいもの

流れゆく 沈黙の時間(とき) 誰も教えてくれないタイミング

 

Don't wanna lie Don't wanna lie 生きてると 感じていたい
I wanna try I wanna try 君とともに 歩いてゆきたい
人生を決める正念場(モーメント) それが今かもね

 

同年2011年12月 ツアー千秋楽MCでは「一緒にいられない大切な人」で涙目。

翌年2012年には『流星マスク』のインタビューで

「流れる星がB’zの事でマスクの男が稲葉浩志?」と

聞かれて「そうかもしれませんね」「「俺だったらこうじゃないけど、こうしていられたらいいだろうな」って自分の出来なかったり足りなかったりする部分を補ってるかもしれない」と答えられています。


 

流星マスク (「GO FOR IY, BABY -キオクの山脈」single 2012.4.4)

 

どんなとこが面白くて
そばにいてくれるの?
微笑みに気圧され 未だ聞けない

 

情けない正体がばれることに おびえながら
輪っかを作って その腕を組ませる

 

流れる星の下を行く 幸せな影
わかってるのは ただひとつ
夢がさめるような寒い予感
明日はどうなるの 考えるのはやめよう

 

死にたくなるほど嫌いな 自分に蓋をして
いっしょにいるときだけ 忘れられる

 

好きだと はっきり聞こえた夜更けの電話の声
あれから心の中で 毎日リピート

 

流れる星を追いかける マスクの男
自分も誰か幸せに
できるかもしれない 的なこと
思わせてくれるのは 世界でただ一人

 

いつの日にかボロボロと
剥がれる仮面 そのままに 歩いてくだけ
まっすぐな視線に 晒されて
隠せるものなど なんにもない
昨日は変えられない 今の僕を見せよう

 

 

この8年後の2020年には「(唄以外で)人の夢を生きることが自分の夢なのかもしれない」と語られた『Boku No Yume Wa』で「黄昏に染まる町、淡い木漏れ日の路
そんなところをただ並んで歩いていたい」「僕の夢は君」と歌われています。

 

ちなみに2010年ソロenIIツアーでは「イナバマンTシャツ」が異例のツアーファイナル限定グッズ発売しかも公演当日の発表。
このTシャツのフロントには「ENERGY」、バックプリントに「in this the end?」。なんだか意味深ですね。しかも次のソロツアーenIIIではスタッフTシャツが「Not enemy」。

『Symphony #9』の歌詞You are my energy, You are my enemyにも通じるフシギが。単なる偶然でしょうか。

 

自分に正直にと思ってもなかなか実行出来ないもの。ましてや稲葉さんはロックスターとしての立場もあるためさらに困難な選択。そこにはスターを演じてる自分と素の自分の戦いもあったことでしょう。
素の自分が本当にしたい事思う事正直にそれを出す事で、情けない弱いみっともない自分を晒さなければならなかったりもします。黙っていれば本当の自分そして妻のアレコレさえ蓋をしてロックスターだけ演じていれば済むでしょう。

さらけ出すことこそ本当の強さ。勇気より強い何か、それは譲れない何としても夢を叶えたいやり遂げたいという意志を持ってらっしゃるからだと思います。

「自分も誰か幸せにできるかもしれない的なこと思わせてくれるのは世界でただ1人」との出会い、その人との夢。蓋をさせてくれない、ある意味enemyのような運命を変える存在との1000年に1度の縁。ロマンチックでは片付けられないハードな面も描かれているのも、本当に運命の人と出会われた証なんでしょうね。

幸せを願わずにはいられません。

 

 

次回は「B’z 稲葉浩志さんは歌詞に『愛している』ワードを入れていない?数百曲の中で唯一の曲とは」

 

 

【関連ブログはこちら(見てねー!)】

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