B'z稲葉さんが「僕のすべて」と歌う相手は誰？『Symphony#9』渾身ラブソングの相手とは

「稲葉さんが「僕のすべて」と歌う相手は誰？」

「『Symphony#9』渾身ラブソングの相手とは？」

「円満夫婦記事は嘘だった？」

『念書』配信後そばにいない思い人について語ったB'zのEPICツアー。その半年後にはソロアルバム『羽』をリリースしました。これはラジオで「届くべき人にすぐに伝えたい」と語った作品です。檻の中を脱出し飛び立つように解き放たれた稲葉さんの本当の想い。収録曲の『Symphony#9』について稲葉さんはこのように語ってます。

【2016年2月号「音楽と人」インタビュー】

1曲1曲が異なるカラーを放ちながら、どの楽曲にも
“新しい場所へ向かっていこう。違う世界を見てみよう“という姿勢が表れている、シングルとしては珍しいコンセプチュアルな作品できた曲がそれぞれすごく気に入っていて、そして最後に「Symphony #9」を作る時点で“この4曲がひとつのカタマリの中に入っていることって、いいな”と自分で思って。
実際に他にも曲はあったんですけど、自分の中ではこの4曲と決まっていたので。
自分の中では選ばれるべくして選ばれた曲が4つ並んでいるイメージですね。

“#9”の意味を聞かれたのは初めてです。これは自由に想像して頂ければ(笑)　この曲はサビのフレーズが最初に生まれて、そこから音が色々と重なり合うレイヤーを要所要所に散りばめたアレンジで、ちょっとぶ厚目の音で、というイメージで作業を進めました。あと、サビ前のフレーズは、現実から夢にいくのか夢から現実にいくのか…一瞬目が覚めるような、一瞬まったく別世界にいくような感じを表現したくて。徳永君には“突然雷が鳴るような感じで”と伝えました(笑)

最後の英詞の部分は、自分が対象とする人を非常に必要としている、大事にしているという側面もありがながら、どこか別のところでは自分を蝕んでしまう相手になってしまうという側面も持っているということを、意味合い的に自分が納得できる言葉で　でも思いついたままに言っている感じで表現しています。

『Symphony #9』（ソロ『羽』2016.1.13）

止まない symphony
切ない melody
朝な夕な弾けて飛び散る

すっかり贅沢になって
ボンヤリしがちなオレは
うっかり平和な日々にも飽きてしまうのに
あなたはいまだに
色褪せもせず萎みそうな好奇心をそそり続ける

もう忘れようとすれば
歌いかけてくる
捕まえようとすれば
消える

止まない symphony
切ない melody
朝な夕な弾けて飛び散る
You are my mystery
You are my fantasy
深い森の奥まで連れ込んでおくれ

相手が悪であろうと
優しくありたいそれが
自分の理想だなんて
微笑んでみせた

遠くまで行けば行くほど
大きくなる声
その囁きは膨らんで
詩になる

止まない symphony
切ない melody
優しい雨のように降りそそぐ
You are my ecstasy
You are my jealousy
答えを生みおとす母なる数式

あなたに幸せが訪れますように

止まない symphony
切ない melody
朝な夕な弾けて飛び散る

You are my energy, You are my enemy
You are my elegy, You are my remedy
My history, My victory
My philosophy, My identity……

877 : 避暑の名無しさん sage 2016/11/27(日) 10:02:16
究極の癒しであり救いの存在
それがSymphony#9の英詞の部分にもあらわれてる
だから決定的な歌になる　

819 : 避暑の名無しさん sage 2016/12/17(土) 20:33:11
運命の出会い
100年に1度の恋
マイアイデンティティー

そんな相手に出逢ったからこそ書ける詞かも
もちろん才能実力あるからこそだけど
本物の愛に真実の関係、理屈越えた運命や世の理
超越した世界やenを見たからこそだと

1871：避暑の名無しさん：2017/03/16(木) 23:46:57
稲葉さんの気持ちの入れ方の熱量がシンフォニー#9は既存曲と全然違う
相当特別な曲だからだよね
で次曲はアイシアイサレだし
「愛してます」だし
ただならぬ感ダダ漏れ

マイアイデンティティーとまで言うほどの存在！

やはり今までにない異例の作品。
相手が自分にとってどんな存在かをこれほど具体的に並べたものは今までありませんでした。特定した相手について歌った詞ですね。

タイトルの#9については稲葉さんは特に語っていません。

587 : 避暑の名無しさん sage 2016/11/23(水) 13:08:34
もし#9がベートーベン第９歓喜の歌の意味さすなら
pleasure～人生の快楽～ともつながりそう
30周年のあいつのストーリーとも

1760：避暑の名無しさん：2017/03/16(木) 06:52:41
交響曲第９番は多くの作曲家にとって「遺作」となっているんだって
その意味で#9なのかな、と腑に落ちた気がした
もちろん直接的な意味でなく

この先はもうないという覚悟
これが最後の恋で一生涯のすべてを捧げるという
絶対的な意思表明
それが暗号のように隠されてたのかなと

アイシアイサレシヌ　にも呼応する
#9の意味を聞かれて、想像に任せますとはぐらかしたのも納得できる

659 : 避暑の名無しさん sage 2016/12/16(金) 09:26:40
あの曲は続きのあるなしに関わらずそれこそ究極ね
エポック的な意味でもそうね
IDにも決意表明にも強い求愛にも聴こえる
クラシック畑でシンフォニー9番は不動の集大成
この後はもうないよってな意味で使ったりするわ
もちろん9番めに発表する交響曲でもあるけれど

したらば掲示板「稲葉浩志さんの歌詞の行方を見守るスレ」では、歌詞のお相手をシンフォニーと呼んでいます。もちろん、この作品から名付けられました。

歌詞の相手、シンフォニーはどんな人でしょうか。

もう忘れようとすれば歌いかけてくる
捕まえようとすれば消える

今は離れている存在のようです。

長い間離れ離れでどうにもならない状況でもお互い思い続けてきて同じ思い「この人しかいない」という運命を感じて紡いできた絆。
気の遠くなる時間をそれぞれで耐えて苦しんで悩んでそれでも消えなかった想い。

そんな状況がSymphony＃9のインタビューや歌詞から伺い知れますね。